New York Postが、Spotifyとビル・シモンズ氏との5年契約が2025年初頭に終了し、ビル・シモンズ氏がSpotifyを去る可能性があると報じました。今日はこのニュースを紹介します。
NEW YORK POST / Exclusive | Bill Simmons a looming free agent with Spotify deal coming up
ビル・シモンズ氏はスポーツポッドキャストを得意とするThe Ringerの創設者で、2020年2月にThe RingerをSpotifyに2億5000万ドルで売却した後、Spotifyのポッドキャスト・イノベーションとマネタイズの責任者となっている人物。
報道によれば、2025年初頭の契約満了時にライバルのコンテンツ会社を立ち上げることについて、他の企業と予備的な話し合いを行っているとのこと。
ビル・シモンズ氏は、Spotifyによるポッドキャスト投資の撤退と、合理化された新しい経営体制に対して納得しておらず、The Ringerに採用したかった才能ある人材を獲得できなかったことを側近たちに不満をもらしていたそうです。
それにもかかわらず、報道では、ビル・シモンズ氏とSpotifyは新たな契約の可能性について継続的に協議を続けているとしています。
ビル・シモンズの広報担当者コメント
「この報道は、不正確で根拠のない憶測だ。」
Spotify広報担当者コメント
「Spotifyの一員として、The Ringerは長年にわたりリスナー数の増加、フォーマットの拡大、Spotify内でのThe Ringerチームの役割の拡大を享受してきました。Spotifyはこのパートナーシップの継続を楽しみにしており、The Ringerを売却する予定はありません。」
実際どうなるのかわかりませんが、アメリカのスポーツポッドキャスト大手番組の今後が気になるところです。
ではまた。