2023年6月18日、RadiotalkがNexToneと包括契約を締結したことを発表しました。これによりRadiotalkでNexToneの管理楽曲を自由に歌ったり演奏することが可能になるとのこと。今回はこのニュースをお伝えします。
Radiotalk(ラジオトーク) / NexTone包括契約締結による音楽配信について
NexToneは日本の著作権管理団体の一つで、JASRAC(日本音楽著作権協会)と同じ領域を手がける会社です。JASRACの場合、信託業務という形で著作権者はJASRACとなりますが、NexToneの場合、管理業務の委任という形で作品の著作権者は管理委託をする音楽出版社のままとなります。これにより著作権侵害の訴訟提起を誰がするのかという違いがでてきます。またJASRACと比べてNexToneのほうが委託者の裁量による条件決定の範囲が拡大されていることが特徴になっています。
さて、今回RadiotalkでNexToneの管理楽曲を使ってできること、できないことを紹介します。
■NexTone管理楽曲でできること
・アカペラや、楽器での演奏(例:歌ってみた、演奏してみた)
・歌詞の朗読
・データから自身で作成した音源の配信
・歌詞を引用した曲紹介
■NexTone管理楽曲でもできないこと
・音源の原盤権所有者に使用許可を得ずに、音源を流すこと
・カラオケメーカーの音源を、カラオケメーカーに無許可で流すこと
NexTone楽曲利用は申請が必要で、Radiotalkアプリのメニューから、もしくはWEBの申請フォームから行う形となります。
使いたい曲を検索するのはNexTone作品検索データベースで行います。
実際いろいろ検索してみましたがかなりヒットしますよ。
ではまた!