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Voicy、PxDTと塩野義製薬共同開発の認知症予防改善が期待されるガンマ波サウンドを活用したBGM追加

Voicyが、ピクシーダストテクノロジーズ(PxDT)塩野義製薬が共同開発したガンマ波サウンドを活用した楽曲をBGMの曲目に追加したことを発表しました。ガンマ波サウンド?気になりますよね。ということで今日はこのニュースを紹介します。


Voicy / Voicy、PxDT・塩野義製薬の取り組みに賛同し、BGMのひとつに認知症の予防・改善が期待される「ガンマ波サウンド」を追加

塩野義製薬 / 塩野義製薬、シオノギヘルスケア、ピクシーダストテクノロジーズによる、 音で認知症に挑む「ガンマ波サウンド」の取り組みの拡張について ~商業施設や音声メディアなど、多くの場所で音を介した認知機能ケアを体験できる社会へ~

Voicyは番組のBGMを、パーソナリティーが用意することなく、リスナーが自ら決めることができる仕組みになっています。これにより、倍速機能を使っても話声だけが速度調整され、BGMの速度は変わらないというメリットがあります。
もともとBGMとして、「コーヒータイム」「イノセントバード」「エレクトロ」の3種類が用意されていましたが、今回新たに「ガンマ波サウンド」を活用したBGMが選択できるようになったというものです。

ガンマ波サウンドは、テレビやラジオなどの音をリアルタイムに40Hz周期の音に変調することができる特殊な技術を用いた、生活をしながら認知機能をケアできる可能性がある音とのこと。

塩野義製薬のプレスリリースにガンマ波について詳しい説明が出ています。

40Hzの周波数は、ヒトが記憶や推論などの問題解決型の思考をしているときに現れる脳波「ガンマ波」と同じ帯域であり、認知機能障害時には、脳内で認知機能を発揮するのに必要とされる脳の特定のリズム活動(ガンマ波)が低下していることが特徴の一つとして報告されています。40Hz周期の音の呈示によって、マウスの認知機能が改善した研究結果や、ヒトを対象とした臨床試験においても認知機能悪化の抑制や脳萎縮の抑制を示唆する研究結果が得られており、40Hz周期の音は世界的に注目されています。

一方、これまでの研究で用いられた40Hz音は音声情報などを含めることの出来ない単調なパルス音であり、毎日聞き続けるのは難しく、日常生活の中に取り込みづらい可能性がありました。

この課題を解決するため、塩野義製薬とPxDT社は、テレビやラジオなどの音をリアルタイムに40Hz周期の音に変調することができる特殊な技術がガンマ波変調技術を用いた「ガンマ波サウンド」を開発しました。

気になりますよね。ということで早速聞いてみました。特段ガンマ波を感じるとかはありませんが、なんともリラックスする環境BGMだなぁという印象です。普通に認知症関係なく選んで良いBGMだと思います。

また、Voicyは9月21日の「世界アルツハイマーデー」に合わせ、認知症について知り、考えるための音声特集「#親と話そう認知症」も実施中です。認知症と判断されてからでは、財産の管理や処分などの手続きが困難になることがあるため、今から向き合うべき「今後のこと」について親子で話すきっかけを届けるというコンセプトです。

ではまた!

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