audiobook.jpを運営するオトバンクがタイムパフォーマンス、略して「タイパ」を意識した生活を送る人が増えている中で、オーディオブックの倍速再生機能の利用変化について調査を実施しました。今日はこのニュースを紹介します。
オトバンク / オーディオブックの倍速再生、4年間で1.5倍に増加!聴く読書でも「タイパ」ニーズ高まる<オーディオブック白書2023>
今回のレポートは2020年7月~2023年7月、audiobook.jpユーザーを対象に、倍速再生(2倍速以上)について調査したものです。
■倍速再生(2倍速以上)リスナー
2020年7月と2023年7月を比較すると、倍速再生(2倍速以上)で聴いている利用者の割合は、2020年7月で7.4%から2023年7月で11.0%とおよそ1.5倍に増加しています。理由として、コロナ禍の巣ごもり需要を経て、社会活動や人の移動も活発になってきたことから、倍速での「ながら聴き」が増えている傾向があると推測されています。
■加速再生(1.1倍速以上)リスナー
通常の速度(1倍速)よりも速度を上げて利用する加速再生(1.1倍速以上)全体で見ても、2020年7月で31.1%から2023年7月で51.5%とおよそ1.6倍に増加しています。オーディオブックを初めて利用するリスナーは、1.0倍速からスタートする傾向があり、慣れてくると少しずつ速度を上げるリスナーが多いとのこと。「タイパ」意識だけでなく、慣れの問題も大きいと指摘されています。
もうすぐ、10月27日〜11月9日の秋の読書週間です。オーディオブックで読書を楽しむのもありですね!
ではまた!