Audibleオーディオファースト作品、あさのあつこさんの書き下ろし「アーセナルにおいでよ」が宮司愛海さんの朗読で2023年12月26日より配信開始

Amazon オーディブルが2023年12月26日からあさのあつこさんの最新書き下ろし長編「アーセナルにおいでよ」をフジテレビアナウンサー宮司愛海さんの朗読で配信すると発表しました。今日はこのニュースを紹介します。

Audible / あさのあつこさんのAudible書き下ろし長編『アーセナルにおいでよ』フジテレビアナウンサー宮司愛海さんの朗読で配信開始

Audible / アーセナルにおいでよ

「おれ、今度、起業するんだ」幼馴染で初恋の相手・甲斐から突然呼び出された高校3年生の千香は、その文章力と思索力を見込まれ、スタートアップのメンバーとしてスカウトされた。会社の名前は「アーセナル」。「武器庫」という意味だという。コンプレックスを持つ千香。中学生で不登校になった甲斐。詐欺に巻き込まれて逮捕歴のある陽太。バツイチのコトリ。それぞれ問題を抱えた4人は、各々の個性と能力を武器に、「アーセナル」のために奔走するーー。

本作はAudibleオリジナルタイトルの「オーディオファースト作品」の第9弾で、最初に「オーディオ」でリリースした後、2024年初夏に水鈴社より書籍として出版される予定とのこと。

原作者のあさのあつこさんのコメント
原稿を執筆しているときは、その作品世界より他のことはほとんど何も考えていません。読者の反応とか、本の形態とか、売れ行きとか(これは後で気になります)。まして、オーディオ化されればどうなるか想像したことさえありませんでした。だから、驚きました。人の声によって表現された『アーセナルにおいでよ』が陰影に富んだ、豊かな世界であったことに驚き、心が震えました。今も震えています。高く低く、優しく強く、ときに張り詰め、ときに柔らかい。自在に変化する宮司愛海さんの“声”に魅了されながら、何度も喜びを噛み締めていました。

朗読を担当した宮司愛海さんのコメント
あさのあつこ先生の作品とは小学校中学年のころに読んだ『バッテリー』で出会い、その後も児童文学作品を中心に夢中であさの先生の小説を読み漁る小中学生時代を過ごしました。それから20年以上の時が経ち、こうして世に出る前のあさの先生の作品に触れられるだけでなく、自らの声を通して皆さんにお届けできる未来が待っているなんて。当時の私に伝えたら、きっとびっくりしてひっくり返ってしまうと思います。この物語と出会えた幸せを噛み締め一言ひとこと大切に読ませていただきましたので、ぜひ皆様にもAudibleにてお楽しみいただけたら幸いです。

再生時間は7時間30分となっています。

ではまた!