音声教養メディア「VOOX」にて新年哲学特集を配信へ

Moon Creative Labが運営する学びに特化した音声メディア「VOOX」にて、2024年1月より「新年哲学特集」と題し、ニーチェの『ツァラトゥストラ』、ハイデガーの『存在と時間』、ブルデューの『ディスタンクシオン』、ハンナ・アーレントの『人間の条件』といった、広く知られている哲学者・哲学書を取り上げると発表しました。今回はこのニュースをお伝えします。

Moon Creative Lab / 新年哲学特集!音声教養メディアVOOXで2024年の学びを開始-ニーチェ、ハイデガー、ブルデュー、ハンナ・アーレントは何を言いたかったのか-
Moon Creative Lab / 元気が出る本!ドイツ文学者・丘沢静也さん『ニーチェは「ツァラトゥストラ」で何を言いたかったか』音声教養メディアVOOXにて、配信開始!
Moon Creative Lab / ハイデガー解説!関西外国語大学准教授・戸谷洋志さん『ハイデガーは「存在と時間」で何を言いたかったか』音声教養メディアVOOXにて、配信開始!
Moon Creative Lab / 格差と分断の社会!東京大学名誉教授・石井洋二郎さん『ブルデューが「ディスタンクシオン」で言いたかったこと』音声教養メディアVOOXにて、配信開始!
Moon Creative Lab / 生きるとは?京都大学教授・森川輝一さん『ハンナ・アーレントは「人間の条件」で何を伝えたかったのか?』音声教養メディアVOOXにて、配信開始!

「一度は聞いたことがある」「読んだことはあるが、内容はもう忘れてしまった」「途中まで読んで諦めてしまった」そんな方に向けて各シリーズ10分×6回、合計60分でコンパクトに学ぶことができるというもの。

丘沢静也さん(ドイツ文学者)
ニーチェは『ツァラトゥストラ』で何を言いたかったか

戸谷洋志さん(関西外国語大学 准教授)
ハイデガーは「存在と時間」で何を言いたかったか

石井洋二郎さん(中部大学特任教授)
ブルデューが『ディスタンクシオン』で言いたかったこと

森川輝一さん(政治学者)
ハンナ・アーレントは『人間の条件』で何を言いたかったか

ニーチェは『ツァラトゥストラ』で何を言いたかったか・ 丘沢静也 | VOOXで聴いてみよう
ニーチェの代表作にして永遠の問題作『ツァラトゥストラ』は、とっつきにくい。「神の死」はともかく、「永遠回帰」や「超人」などは今ひとつピンとこない。しかし、「精神」よりも「からだ」に目を向け、「体系」や「要約」は棚に上げて、じっくり「つまみ食い」する本だと言われたら、どうだろう。じつは『ツァラトゥストラ』は難解な本ではな...
ハイデガーは「存在と時間」で何を言いたかったか・ 戸谷洋志 | VOOXで聴いてみよう
『存在と時間』という著作は、ドイツの哲学者マルティン・ハイデガーによるもので、難解な哲学書として知られている。しかしながら、『存在と時間』は西洋哲学史において極めて重要な著作である。なぜなら、ハイデガーはこの本の中で、「存在」という概念について従来の自明視されてきた意味を根本的に問い直し、逆転的な議論を展開しているから...
ブルデューが『ディスタンクシオン』で言いたかったこと・ 石井洋二郎 | VOOXで聴いてみよう
なぜ階級格差は存在するのか。「私」の価値観は自分の意思なのか、遺伝子なのか、それとも生まれ落ちた環境なのか? 「私」はどのように生まれ、作られるのか? 現代社会分析の上で必須の概念の数々を提起した、世界的社会学者ピエール・ブルデュー。格差、分断を意識せざるを得ない現在、彼が生み出した社会分析を知ることは、社会を理解する...
ハンナ・アーレントは「人間の条件」で何を伝えたかったのか?・ 森川輝一 | VOOXで聴いてみよう
ハンナ・アーレントの著作の『人間の条件』には、いったい何が書いてあるのか?この本は、未曽有の戦争や大虐殺を引き起こした現代社会への強い危機感から生まれた。生きるために稼ぐという「労働」に飲み込まれないために、アーレントは複数の人びとが活き活きと語り合うこと、活動することの重要さを説いたと本番組の語り手である森川輝一さん...

新年から哲学に触れて、脳みそに刺激を与えて、より充実した年にしたくなってきますね。
ではまた!