Acastが2023年第4四半期決算を発表、今四半期の調整後EBITDAが初のプラスに

Acastが2023年第4四半期の決算発表を行いました。今日はこのニュースの中から一部を抜粋して紹介したいと思います。

Acast / Q4: POSITIVE ADJUSTED EBITDA FOR THE FIRST TIME

■2023年第4四半期
・純売上高
  4億9,420万スウェーデンクローナ(日本円で約70.9億円)、前年同期比9%増加。
・調整後EBITDA
  1,630万スウェーデンクローナ(日本円で約2.3億円)、初のプラスに。
・営業損失
  -7,760万スウェーデンクローナ(日本円で約-11.4億円)
・試聴回数
  11億6,200万回、前年同期比12%減少、AppleのiOS 17へのアップデートの影響
・1回あたりの平均収益(ARPL)
  0.43スウェーデンクローナ(日本円で約6.17円)、前年同期比24%増加

■2023年通年
・純売上高
  16億3,640万スウェーデンクローナ(日本円で約234.9億円)
・調整後EBITDA
  -1億1,170万スウェーデンクローナ(日本円で約-16.0億円)
・営業損失
  -25,860万スウェーデンクローナ(日本円で約-37.1億円)
・再生数
  50億1,900万回。前年同期比2%減少
・1回あたりの平均収益(ARPL)
  0.33スウェーデンクローナ(日本円で約4.74円)、前年同期比21%増加
・2024年末時点の従業員数
  374人で、前年同期比19人減少、結果運営コストを9%削減

■Acast CEOのロス・アダムス氏コメント

年間の一貫した取り組みが実を結び、第4四半期にプラスの調整後EBITDAを達成して年末を迎えることができたことを誇りに思います。これはAcastの歴史上初めてのことです。この年、当社は拡張性の向上を推進するさまざまな製品イニシアチブを通じて競争力を強化しました。さらに、徹底したコスト管理にも成功しています。Acast はポッドキャスティングの主要プレーヤーとして確固たる地位を築いています Acast は今年を好調に終え、市場の勢いが改善する初期の兆候とともに2024年を迎えます。今年の最終四半期における堅調な基礎的発展により、2024年のEBITDAプラスに向けた道筋が形成されます。厳しいコスト管理と、広告主やポッドキャスト作成者が幅広い視聴者にリーチできるよう支援する新しいサービスやツールの開発とのバランスをとる取り組みが、引き続き高水準で推移するでしょう。来年は私たちにとって優先事項です。

ではまた。