東急エージェンシーは、音楽ストリーミングサービスのSpotifyと連携し、2025年3月31日(月)〜4月13日(日)の期間、東急田園都市線にて特別列車「Spotify Podcast Train」を運行しました。
東急エージェンシー / Spotifyと連携した「Spotify Podcast Train」実証実験を実施
この実証実験では、日本初となる車内でポッドキャストを体験できる広告ジャック列車として、通勤・通学の移動時間を音声コンテンツで彩りました。
「Spotify Podcast Train」は、車内すべての広告枠をSpotifyのポッドキャスト関連ビジュアルで統一。掲出されたQRコードをスマートフォンで読み取ることで、話題のポッドキャスト音声にアクセスできる仕組みを導入しました。これにより、乗客はいつもの移動時間中に、教育系やトーク系など、さまざまなジャンルの音声番組を手軽に楽しむことができました。
このプロジェクトは、東急エージェンシーが展開するOOH(Out of Home)広告の新サービス「TOQ IMMERSIVE OOH_SOUND」の一環として行われたもので、QRコード経由で音声広告を体験できる取り組みです。
本実験では「いつもの電車に、ちょっとした発見を。」をテーマに掲げ、乗客の行動変化や満足度を可視化する調査も実施。その結果、以下のようなデータが得られたそうです。
・ユーザー1人あたりの平均視聴番組数:2.7番組
・QRコードからアクセスしたユーザーの約73%がポッドキャストを視聴
・体験後のアンケートで、69.3%が「また聴いてみたい」と回答
また、サイトへの訪問後、多くのユーザーが複数の番組やエピソードを回遊していることが判明。OOH広告がオンラインコンテンツへの導線として機能している可能性が示されました。