英Financial Timesにて、アマゾンとAlexa搭載Amazon Echoについて、興味深い記事が掲載されました。
日本経済新聞 – Financial Times / Amazon、しぼむ「アレクサ」の壮大な夢
有料会員限定記事ですので興味深かった部分をいくつかピックアップします。全文見たい方は会員登録してみてください。
・Alexaの構想から10年余経過し、米国での普及率は66%でトップ。
・AlexaはAmazon全体の収益でみれば貢献は少なく、開発チームが縮小された。
・Alexaの利用時間は世界全体で2022年に30%以上増加。
・Alexaを持っている人の半数以上が少なくとも1日に1回利用し、他社より高い利用率。
これがAlexaの現状だといいます。利用者は増えているものの、使い勝手についての満足度が高い状況ではないということも指摘されています。これは国内の利用者も似たような印象を持っているのではないかと思います。
そこで今後の展開として、流行中の生成系AIを活用することでAlexaのレベルを大幅に向上させることができるのではないか、とAlexa開発チームのメンバー内で話題になっており、重役からブレインストーミングを行うよう指示されているそうです。
この方向は僕も大賛成です。もしChatGPT搭載のAlexaがあれば天気、音楽、ニュースを聞くという基本的な使い方以外の領域、例えば質問や雑談などで大きく体験が改善することは間違いないですよね。
ということで、また続報あればお伝えしていきます。ではまた!