2023年12月18日、クリエイティブエージェンシーの博報堂ケトル、音声配信プラットフォームのstand.fm、AIマーケティングパートナーのBloom Studioの3社が声のAIクリエイティブサービス「Human Audio AI」(通称 HAAI)を設立すると発表しました。今日はこのニュースをみていきます。
stand.fm / stand.fm、博報堂ケトルと共同で、声で課題解決する音声AIクリエイティブ事業 「Human Audio AI」(HAAI)を始動
「声で課題解決する」をコンセプトとして、それぞれ得意領域が異なる3社が共同で臨機応変にソリューションの形を変えながらワンストップで提供するという座組みとなっています。以下、現時点で発表されている事業内容とステートメントを紹介します。
■Human Audio AIの事業内容
1. 広告クリエイティブ開発
表面的なAI活用ではなく、人間の声をAIで拡張する広告クリエイティブを生み出し、声でしかできない課題解決を提供するとのこと。
2. システム開発(Coming Soon)
音声AI活用により大量に高品質な音声アウトプットが可能になるため、広告領域における音声生成システムをコンテンツホルダーと連携しながら開発するとのこと。
3. オリジナルコンテンツ開発 (Coming Soon)
音声AIを活用し、コンテンツ開発そのものにも進出するとのこと。
■Human Audio AIのステートメント
ひとの声は、誰かの心を動かすちからをもっている。
ときに誰かを奮い立たせ、ときに誰かを安堵させる。わたしたちは、そんなひとの「声」の可能性を信じています。
AIはテクノロジーであり、それは人間の声の可能性を拡張するための触媒。
音声AIの世界は、ワクワクする「声」の可能性が日々生み出されています。Human AudioとAIがであうとき。
そこには対立ではなく、親しみと融和が生まれます。
略称であるHAAIには、まるで友人に出会って挨拶したときに帰ってくる声のような、気軽さと親しみを込めました。
誰かの声で感動する。
そんな瞬間を、ひとりでも多くの人に届けるために。
今までなかった「たのしい」を、自由なやり方で生み出すために。
どんな難問も乗り越えられる、最高のチームをつくりました。
まだ誰も聴いたことのない、心震える体験を。
どうか耳を傾けてみてください。
こういうステートメントも、とてもクリエイティブでセンスを感じさせますよね。
今後の動きも注目しつつ、また続報あれば紹介していきたいと思います。
ではまた!