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CoeFontが「ソーシャルプロダクツ・アワード2023」優秀賞を受賞

CoeFontさんが一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会が主催する「ソーシャルプロダクツ・アワード2023」において、声を失う可能性がある方々へのサービスを無償提供する取り組みの社会的な価値を評価され「優秀賞」を受賞したことを発表しました。今回はこのニュースを紹介していきます。

CoeFont / AI音声プラットフォーム「CoeFont」、ソーシャルプロダクツ・アワード2023で優秀賞を受賞

CoeFontは、2021年9月より病気等の理由で声を失う可能性のある方に、「AI音声の作成」と「AI音声の利用」を無償で提供していました。2023年4月現在、350名以上の声を失う可能性のある方々が活用しているとのこと。

審査員コメントもソーシャルプロダクトとしての期待の高さが伺えるものになっています。

「その人の声」を、抑揚も含めて見事に再現した技術力の高さと、価格帯やサービスサイトを含めたアクセシビリティの高さは驚くべきものである。疾患等により、声に何らかの症状や悩みを持つ人の心理的負担を軽減できることは、大きな功績であろう。さらに、病気で声帯を摘出した人やその家族、支援団体等に向けてサービスを無償で提供している点も素晴らしい。医療面でのケアだけでなく、来るVRの時代にむけても、さまざまなAI音声の可能性が感じられるサービスといえる。今後は、社会貢献的な側面での認知を一層拡大し、「ソーシャルプロダクト」として、生活者の啓発、行動変革を促すアイディアがさらに広がっていくことに期待したい。

音声合成の一つの方向性として、この素晴らしい取り組みを広げていっていただきたいですね。

ではまた!

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