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Audibleオーディオファースト作品第6弾、石田ひかり朗読による「百年の子」が配信開始

Amazonオーディブルが2023年5月26日より古内一絵さんの新作書下ろし長編小説「百年の子」を配信開始すると発表しました。朗読を務めるのは、俳優の石田ひかりさんです。今回はこのニュースを紹介します。

Audible / Audibleオリジナル小説「オーディオファースト作品」第6弾 『百年の子』 石田ひかりさんの朗読で配信開始

オーディオファースト作品」は、音声の可能性への挑戦をコンセプトにしたAudibleと出版社との新しい取り組みで、Audibleのために書き下ろされたオリジナル作品を、まずオーディオブックとして先行配信した後、出版社が書籍として出版するというもの。今回の作品はこのオーディオファースト作品の第6弾となります。

Audible / 百年の子

作品概要は、学年誌というメディアを通して、子どもカルチャーの軌跡を辿る仕事小説でもあり、戦前~戦中~戦後の生き生きとした文化史を追うスケールの大きな大河小説とのこと。

あらすじ・解説

人類の歴史は百万年。だが、子どもと女性の人権の歴史は、まだ百年に満たない。
舞台は、令和と昭和の、とある出版社。
コロナ蔓延の社会で、世の中も閉塞感と暗いムードの中、意に沿わない異動でやる気をなくしている明日花(28歳)。
そんな折、自分の会社文林館が出版する児童向けの学年誌100年の歴史を調べるうちに、今は認知症になっている祖母が、戦中、学年誌の編集に関わっていたことを知る。
世界に例を見ない学年別学年誌百年の歴史は、子ども文化史を映す鏡でもあった。
なぜ祖母は、これまでこのことを自分に話してくれなかったのか。
その秘密を紐解くうちに、明日花は、子どもの人権、文化、心と真剣に対峙し格闘する、先人たちの姿を発見してゆくことになる。
子どもの人権を真剣に考える大人たちの軌跡を縦糸に、母親と子どもの絆を横糸に、物語は様々な思いを織り込んでこの先の未来への切なる願いを映し出す。
戦争、抗争、虐待……。繰り返される悪しき循環に風穴をあけるため、今、私たちになにができるのか。
人々の心を掬い取る達人・古内一絵さんが「本当に書きたかったテーマ」と渾身の思いで取り組んだ子どもの、女性の、母と子の人生を掴み取る姿を描き出す、感動大河小説。

朗読を担当した石田ひかりさんは「声で表現するということに以前から興味があり、俳優として朗読に挑戦してみたいと思っていました。念願が叶って出会ったこの作品は、それぞれの時代の女性たちの気持ちに深く寄り添うもので、共感できるところがたくさんあります。ぜひ、多くの方に聴いていただきたいです。」とコメントしています。

石田ひかりさんの特別インタビューも公開されました。

再生時間は12時間35分と長編です。ながら聴きより、じっくり聴き込みたい作品ですね。

ではまた!

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