ポッドキャスト管理プラットフォームの「Ausha(オーシャ)」がOpenAIのChatGPTを統合したと発表しました。今回はこのニュースをお伝えします。
Ausha / Skyrocket Your Social Network Posts with ChatGPT and Ausha!
Aushaは日本ではあまり馴染みのないポッドキャストプラットフォームかと思いますが、主要なポッドキャストサービスへの配信、ソーシャルメディア向けのプロモーション機能、ダッシュボードでのレポート、広告管理などの機能がある統合型のサービスです。有料サービスとなっており、個人の場合プランによって月額13ドル〜69ドル、企業は別途お見積もりとなっています。
さて本題。Aushaは2023年4月からOpenAIのChatGPTを組み込んで、一部のユーザーに限定してベータテストを実施していましたが、2023年5月についに正式リリースとなり一般ユーザーでも使えるようになったというものです。
ChatGPTを組み込んだことでできるようになったことは、新しいポッドキャストエピソードをワンクリックするだけで、ソーシャルメディア向けの投稿を生成してくれるというもの。ChatGPTを使うことでエピソードの内容分析、重要なハイライトや洞察の抽出、魅力的なソーシャルメディア投稿原稿の自動生成が可能になったそうです。これによりポッドキャスターはソーシャルメディアでの拡散にリソースを割くことなく、最も重要な音声コンテンツの作成に集中することができるといいます。
そして、この機能を使ったポッドキャスターは、ソーシャルメディア上で平均3倍の投稿を作成し、2.3倍のインプレッションを獲得できたそうです。
自分でChatGPTを使っても同じようなことは出来ると思いますが、プラットフォーム上で統合されていることでより作業工程が減るのはいいかも知れませんね。
ではまた!