Android Policeが「YouTube Musicはポッドキャストに向かない」と題した記事を公開しました。先日もGoogle Podcastsアプリ廃止を懐かしむ記事を公開しており、Googleのポッドキャスト戦略を否定的に捉える報道が増えているようです。今日はこの記事を紹介します。
AndroidPolice / YouTube Music sucks for podcasts
関連記事
「Google Podcasts」が2024年後半に提供終了へ、ポッドキャストは「YouTube Music」に一本化
ついに米国のGoogle Podcastsアプリがサービス終了、今後はYouTube Musicでの聴取へ
The Verge編集長「Google Podcastsは消えた、そしてGoogleへの信頼も消えた」
Android Police「Google Podcastsが廃止されたことで私たちが懐かしむ5つのこと」
米国以外でのGoogle Podcastsアプリサービス終了時期は20224年6月中旬〜下旬
■YouTube Musicはビデオポッドキャストを過度に優先している
YouTube Musicでポッドキャストを検索すると、リスナーが望んでもいないのに動画の結果が大量に表示されるため使いにくいと指摘しています。動画を見たいならYouTube Musicではなく、YouTubeにいくはずだとしています。確かにそうですね。
■YouTube Musicでポッドキャストを見つけるのは簡単ではない
YouTube Musicではポッドキャストはさまざまな音楽ジャンルを推奨するボックスの隣に小さく押し込まれており、この点でも、ポッドキャストがYouTube Music上で優先度が低いことは明らかとしています。
■ポッドキャスト専用アプリが最適、リスナーが必要とする機能がすべて備わっている
リスナーはGoogleやSpotifyのような音楽と混在するサービスを使う必要はなく、数多く存在するポッドキャスト専用アプリ、Pocket Casts、Overcast、Podcast Addict などが最適であるとしています。また、専用ポッドキャストアプリは活気あるコミュニティーに支えられているのも素晴らしいとのこと。
■YouTube Musicはポッドキャストに適した場所ではない、もっと良い選択肢がある
YouTube Musicはポッドキャストには不向きで、理想的ではないと指摘しつつも、Googleはこれを修正するためのリソースとノウハウがあると指摘しています。理由は、Google Podcastsが実際にはかなり優れた専用ポッドキャストアプリだったからとのこと。
相変わらず辛辣な記事ですね。今後YouTube Muiscでのポッドキャスト体験が改善されていくのか、注目していきたいと思います。
ではまた。