株式会社ONDと株式会社雑談が、日本のポッドキャスター向けの新しいサブスクリプション型メンバーシップサービス「rooom(ルーム)」のβ版を、2025年9月25日より提供開始した。
株式会社雑談 / すべてのポッドキャスターに収益化のチャンスを──。ポッドキャスト特化型メンバーシップサービス「rooom」β版提供開始
世界的に拡大するポッドキャスト業界だが、日本では「収益面で続けにくい」「リスナーとの関係を深められない」といった課題が残っている。同サービスは、そんな日本のポッドキャスターに安心して番組を続けられる環境を提供するため、番組制作や音声配信に強みを持つ両社が協力して開発した。
rooomは、専門知識不要で開設でき、限定記事・音声・動画投稿、コメント・チャットなどの機能が揃ったオールインワン設計となっている。手数料は利益が出た場合のみ8%(+決済手数料)で、初期費用や月額固定費は不要と、赤字リスクのない料金体系も特徴だ。
β版では7組のポッドキャスターがサービスを開始し、リスナーは本日より各番組でメンバーシップ参加が可能。正式版リリース後は参加者を順次拡大し、日本のポッドキャスト文化の持続的成長を目指す。
今後は申請フォームを通じて新たなポッドキャスターの参加も募集し、日本の音声コンテンツ市場拡大と文化の醸成に貢献するとしている。