ElevenLabsが、次世代AI音楽ジェネレーター「Music v2」を公開しました。ボーカルや楽器、アレンジが進化し、長尺構成や曲中でのジャンル切り替え、多言語対応にも対応。ライセンス取得済みデータのみで学習し、生成した楽曲は商用利用が可能です。

ElevenLabsの次世代AI音楽ジェネレーター「Music v2」
ElevenLabsは、AIで音楽・楽曲・ラップビート・メロディーを作成できる音楽ジェネレーターを提供しています。歌詞やインストゥルメンタル、ボーカル入りのフルソングまで生成でき、無料で音楽生成を始められる点が特徴です。今回紹介する「Music v2」は、その次世代モデルとして位置づけられています。
Music v2では、あらゆるジャンルにおいてボーカル・楽器・アレンジがさらに進化しています。長尺の構成、早口ラップ、ジャンルの切り替え、インペインティング、そしてMultilingual(多言語)対応が強化されており、これまでにないボーカルレンジとコントロールを実現するとされています。
3つのプラットフォームで利用できる
Music v2は、用途に応じて3つのプラットフォームから始められます。
ElevenCreative
広告、ブランデッドコンテンツ、ビデオ向けに、ライセンス音楽を大規模に提供するためのプラットフォームです。
ElevenMusic
聴く、リミックスする、トラックを作成するといった作業を、最初から最後まで一つのスタジオ内で完結できます。
ElevenAPI
生成、インペイント、リファレンスマッチに対応し、音楽をさまざまな場所に埋め込めるAPIです。
楽曲を細部までコントロールできる機能
Music v2では、ジャンル・雰囲気・楽器・構成を設定でき、最初からやり直すことなく各要素を調整できます。
インペインティングの強化
好きなセクションだけを選んで再生成できる機能です。たとえばサビを変えずに、ブリッジだけを調整するといった編集が可能です。
曲中でのジャンル切り替え
オペラからヘビーメタルまで、1曲の中でジャンルを自在に切り替えられます。その際も音楽的な一貫性は維持されるとしています。
Multilingual音楽生成
歌詞・ボーカル・アレンジが、書いている言語に自然に馴染む形で生成されます。
商用利用を想定した設計
Music v2は、ライセンス取得済みのデータのみで学習されています。そのため、生成したすべての楽曲は商用利用が可能とされています。
発見と創作のためのElevenミュージック
Elevenミュージックは、発見と創作のために作られたAI音楽ジェネレーターです。自分好みの新進アーティストを発見し、お気に入りのトラックをリミックスできます。歌詞や雰囲気からオリジナル曲を作り、作品を公開してファンを増やし、収益化まで一か所で行えるのが特徴です。
ミュージシャン、ソングライター、プロデューサーと共に設計されており、発見・創作・ファンとのつながりがシームレスに体験できるとしています。
Music Marketplaceで収益化
ElevenCreativeでは、Music v2でライセンス済み楽曲を作成・購入し、カスタムモデルでサウンドを微調整できます。広告やブランデッドコンテンツ、ビデオにもすぐ使える点が想定されています。
また、作成した楽曲をMusic Marketplaceに公開すると、クリエイターや企業がダウンロード・リミックス・新規プロジェクトで利用した際に収益が得られる仕組みになっています。チームやエンタープライズ向けには、広告・ブランデッドコンテンツ・ゲーム・映画・ビデオワークフロー向けに、ライセンス音楽を大規模生成できる設計となっています。
プログラムで音楽を生成するAPI
ElevenAPIでは、Music v1と近日公開予定のMusic v2を、生成・オーディオ参照・インペインティング・長尺構成用のAPIとして、自社プロダクトに直接組み込めます。Music API・SDKを使えば、プロンプト・オーディオ参照・セクションごとの編集により、ジャンル・言語・ボーカルスタイルを問わず、スタジオ品質の音楽を生成できるとしています。
まとめ
Music v2は、ボーカル表現の進化、セクション単位での再生成、曲中でのジャンル切り替え、多言語対応など、音楽制作の自由度を高める機能を備えています。ライセンス済みデータでの学習による商用利用への対応も含め、クリエイターから企業まで幅広い用途を想定したAI音楽ジェネレーターです。


