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Google「NotebookLM」、音声解説に新形式「概要」「⁠評論」「⁠議論」が登場!

Googleの「Gemini」を活用したAI研究アシスタント「NotebookLM」は、「音声解説」機能で議論を生成したり、ユーザーの調査やメモを批評したりできるようになった。

Notebook LM

同社が米国時間9月2日に発表した「概要」「⁠評論」「⁠議論」という3つの新しい音声サマリー形式は、ユーザーにより多くの選択肢を提供し、Googleの優れたAIツールの1つであるNotebookLMに、さらなる価値を加えるだろう。

音声解説は、ユーザーが提供した情報源のみを使用し、その情報をより分かりやすくすることで、ノート作成ツールとしてのNotebookLMの人気に火をつけた。NotebookLMはマルチモーダルであるため、ポッドキャストのような音声解説を作成したり、自分に合ったスタイルで学習ガイドを生成したりできる。2024年に初めてデモが行われた当時、音声解説は画期的な機能だったが、Googleはその後、この機能をさらに多くの自社製品に組み込んでいる。最近では、初の動画解説機能も導入した。今回追加された新たな形式を以下で紹介する。

◯音声解説の新形式:「概要」「⁠評論」「⁠議論」
音声解説は最初に導入された際、情報源を「深く掘り下げ」、余分な情報を省いて、主題の全体像に焦点を絞るものだった。
その後、Googleはユーザーが最も重要視する資料を重点とするように、音声解説をカスタマイズする機能を導入した。音声概要の長さもカスタマイズできる。
デフォルトの形式は「詳細」と表示され、これに3つの新しい選択肢として「概要」「⁠評論」「⁠議論」が展開されつつある。
・概要:1~2分間の簡潔な概要
・評論:資料に対する建設的なフィードバック
・議論:2人のホストが思慮深い議論を展開

筆者は新しい形式をまだ試せていないが、「評論」と「議論」については、これまで考慮していなかった可能性のある、異なる視点を学ぶのに役立つだろうと想像している。さまざまな音声解説形式の導入は、特に主題に対する別のアプローチを模索している場合に役立つ改善といえる。新しい形式は、将来さらに多くの選択肢への扉を開き、NotebookLMをより気が利く学習ツールにするだろう。

今回の紹介は以上です。
それでは、また。

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