ナイルが運営する「Appliv TOPICS」にて、国内のオーディオブック利用に関する調査結果が発表されました。今回はこのレポートを紹介します。
ナイル / 【オーディオブック実態調査】利用経験者は2割 20代の使用率が高い 人気サービスは「Audible」「audiobook.jp」(Appliv TOPICS調べ)
2023年9月に15~69歳、男女1,940人を対象にしたアンケートの調査結果です。
■オーディオブック利用経験
オーディオブックの利用経験は、「日常的に利用している」がわずか8.5%。「利用したことがある」11.8%とまだ利用経験者が少ない状況です。そもそも「知らない」という人も43.6%おり、サービス自体の認知度がまだ低いことがわかります。
■年代別のオーディオブック利用経験
オーディオブックの利用経験を年代別の内訳でみると、20代、30代、10代は高い傾向が見られますが、40代以降は利用も認知度も低下傾向が見られました。20代の利用経験者は他の年代とは比較して3割超と明らかに高い傾向なのが興味深いところです。
■オーディオブックでよく聴くジャンル
オーディオブックを「日常的に利用している」と回答した人に、よく聴くジャンルを複数回答可で尋ねたところ、最多は「ビジネス」、僅差で「文芸・小説」、「自己啓発」、「ライトノベル」と続きました。役立つコンテンツと、楽しめるコンテンツの両方を聴いている傾向が伺えます。
■利用しているオーディオブックサービス
オーディオブックを「日常的に利用している」と回答した人に、利用しているオーディオブックサービスを尋ねた結果、トップはAmazonのAudibleでした。次いで、オトバンクのaudiobook.jpと続きました。3位以下は大きな差はないものの、多くのプラットフォームが使われていることもわかります。
ではまた!