Spotifyさんが「音を科学する」をテーマにした年次調査「Sonic Science Vol.2」を公開しました。今回はこの調査結果の一部、Audiostart Newsが気になった箇所の概略を紹介します。
Spotify Advertising / リスナーの日常生活で効果を発揮するデジタル音声
まず、デジタル音声はリスナーの日常生活の一部になっていることが明らかになったそうです。
・63%が、Spotifyはリスナーの日常生活に欠かせない存在と回答。
・3分の1以上が、ながら聴きであっても、再生中のオーディオに注意を集中していると回答。
・60%が、広告エンゲージメントは直前に聴いたコンテンツの影響で高く保たれていると回答。
・73%が、広告のトーンがそのときの活動に合っていれば、積極的に広告を聴くと回答。
・5人に1人が、広告を聴いた後に、広告主をネットでチェックすると回答。
続いて、Spotifyを聴いていたリスナーのエンゲージメント、ムード、広告想起率すべてが大きく向上したことが明らかになったとのこと。
・ワークアウト中には活動を促してやる気を高める楽曲が主に聴かれている。広告のスタイルは、その前後のコンテンツのスタイルに合わせることが効果的。
・通勤/通学でも有意義に使われている。広告のスタイルは行動喚起メッセージにすぐ対応できないことも想定してURLを覚えやすいものにする必要がある。
・料理中は、リスナーがクリエイティブに情報を取り入れようとしている時間で、新しいアルバム、アーティスト、ポッドキャスト、ブランドにも興味をもつ可能性が高くなる。広告のスタイルは、耳で聴くだけではっきり理解できる内容になっていることが重要。
他にもさまざまなノウハウが紹介されているので興味のある方は原文をご覧いただければと思います。
ではまた!