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Spotify、フランスのストリーミングサービス増税を受け、2つの音楽フェスティバルのサポートを中止

Spotifyは、フランス国内の音楽ストリーミングプラットフォームに対する増税措置を受けて、フランスの2つの音楽フェスティバルから撤退すると発表しました。今日はこのニュースを紹介します。

Euronews / Spotify pulls out of French festivals in response to new tax law
NME / Spotify pulls out of two French festivals over tax row

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この税金は、フランスのエマニュエル・マクロン大統領が2023年12月13日に発表した音楽ストリーミングサービスに対して新たに課せられるものです。税金は「フランスにおけるストリーミングサービスの売上高の1.2%」で計算され、売上高2,000万ユーロ未満のプラットフォームは免除されます。

フランス独立レコード製作者連合(UPFI)、現行音楽連合(SMA)、全国ミュージカル・バラエティ番組連合(PRODISS)、作家・作曲家・音楽出版社協会(Sacem)などはこの税制を肯定しています。

一方、Spotifyはこの税制に反対し、いままでサポートしていた「フランコフォリー・ド・ラ・ロシェル」と「プランタン・ド・ブールジュ」の2つのフェスティバルについて、2024年以降サポートしないことを発表しました。

Spotifyの広報担当者は「この増税は、フランスにおける音楽業界のイノベーションと将来の成長にとって大きな打撃です。私たちは、この不公平で不当かつ不均衡な措置の実施に対するフォローアップを評価しているところです。この税制への対応について、2024年に他にも発表することがあります。」とコメントしています。

2023年11月に、ウルグアイでの法改正でSpotifyが反応したことも記憶に新しいところです。

なお、この増税に反対するのはSpotifyだけでなく、Apple、Deezer、Meta、YouTube、TikTokも反対しています。

ではまた。

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