Amazonのオーディオブック・音声コンテンツサービス「Amazonオーディブル(以下、Audible)」は、日本でのサービス開始10周年を記念し、「日本10周年記念スペシャルラインナップ」を発表した。

Audible / Audible、日本10周年記念スペシャルラインナップを一挙公開 読書の秋は「聴く読書」で楽しもう
10月21日から、読書週間(10月27日~11月9日)から年末、そして来年にかけて、人気作家による新作や名作のオーディオブック、オリジナルポッドキャストなどを順次配信・予約受付する。

■ オーディオファースト作品、湊かなえ氏らの新作登場

Audibleが著者や出版社と協力して制作する「オーディオファースト作品」では、人気ミステリー作家・湊かなえ氏の書き下ろし新作『暁星(あけぼし)』が登場。10月21日から予約を開始し、11月11日に配信を予定している。英語版『The Star at Dawn』も2025年2月の配信を予定している。
林真理子氏による『80代になるとたいていボケるか死ぬ。70代は神様から与えられた特別な時間』(10月31日配信)や、スコット・アラン氏の『200 GENTLE HABITS 1日1ページ、人生をひらく 小さな習慣』なども順次配信予定。耳で聴くことを前提に構成されたストーリーや文体が、Audibleならではの新たな読書体験を提供する。
■ 村上春樹氏、恩田陸氏らの人気作も続々

10周年を機に、ベストセラー作家による人気タイトルも多数ラインナップ。村上春樹氏の最新作『街とその不確かな壁』をはじめ、恩田陸氏の『Q&A』『不連続の世界』『蜜蜂と遠雷』など15作品、村上龍氏の『イン ザ・ミソスープ』『ラブ&ポップ』『半島を出よ』など10作品が配信・予約開始となる。
さらに、朝井リョウ氏の『桐島、部活やめるってよ』『生殖記』、宇山佳佑氏の『桜のような僕の恋人』なども登場する。
■ オリジナルポッドキャストも多彩に展開

Audibleオリジナルポッドキャストでは、「複雑な世界で、より善く生きる」をテーマにした新番組『A University(えーゆにばーしてぃ)』がスタート。監修の平野啓一郎氏が渡辺直美氏や建築家・安藤忠雄氏らを迎え、“聴く授業”として知を深める対話を届ける。
また、くりぃむしちゅーの有田哲平氏による耳で楽しむコント番組『有田哲平 耳笑(みみわらい)』、上田晋也氏とアンタッチャブル柴田英嗣氏が共演する『くりぃむ上田とアンタ柴田の心はいつも半ズボン』、声優・斉藤壮馬氏が本への思いを語る『斉藤壮馬の本心(ほんごころ)』など、エンタメ色豊かな番組も10月21日から順次配信される。

