Edison Researchの調査によると、英国でYouTubeがSpotifyを上回り、ポッドキャスト視聴に最もよく使われるサービスの首位に立ちました。週間リスナーの29%がYouTubeを選び、Spotifyの28%を記録上初めて上回っています。

英国でYouTubeがポッドキャスト首位に
Edison Research(エジソン・リサーチ)は2026年7月8日、英国においてYouTubeがポッドキャスト視聴に最もよく使われるサービスとして首位に立ったと発表しました。これは、米国で初めてYouTubeがSpotifyを上回ってからおよそ2年後の出来事です。
同社の調査「Edison Podcast Metrics UK」によると、英国の15歳以上の週間ポッドキャストリスナーのうち29%が、ポッドキャストを聴く際に最もよく使うサービスとしてYouTubeを選びました。これはSpotifyの28%を記録上初めて上回る結果となっています。
米国に続く逆転、その背景
YouTubeが米国でSpotifyを上回ったのは、今回の英国での逆転からさかのぼることおよそ2年前でした。米国で先行して起きた首位交代が、英国でも同様の形で現れたことになります。
一方で、英国ではYouTubeが米国ほど急速には成長していないと指摘されています。その理由の一つとして挙げられているのが、公共メディアの存在感です。英国では公共メディアが有力なプレイヤーであり、ポッドキャスト分野でも確固たる存在感を持っていることが、YouTubeの伸びに影響している可能性があるとされています。
BBC Soundsの存在感
調査では、英国のポッドキャスト利用者の15%が、BBCの音声ストリーミング専用プラットフォーム「BBC Sounds」を主に使うサービスとして利用していることが示されました。
この15%という数値は、米国における公共メディア関連のポッドキャストサービスを大きく上回る水準です。さらに、BBC SoundsはYouTubeなど他のサービスと競合するほどの存在感を持っているとされています。英国特有の公共メディアの強さが、市場の構図に反映されている形です。
調査の位置づけ
今回の数値は、Edison Researchが提供する「Edison Podcast Metrics UK」に基づくものです。同社は、英国のポッドキャスト消費に関するさらに詳しい内容を扱う「UK Podcast Consumer Report 2026」のウェビナーを予定しており、現地時間2026年7月16日午後2時(BST)/米国東部時間午前9時(EDT)にライブ配信されると案内されています。
ポッドキャストを「聴く」だけでなく、動画として「視聴する」形の広がりを背景に、プラットフォームの利用構造は各国で変化しつつあります。米国に続いて英国でもYouTubeが首位に立ったことは、こうした潮流を示す一つの指標といえます。
参照元:https://www.edisonresearch.com/youtube-surpasses-spotify-as-uks-preferred-podcast-platform/


