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Amazonが米国で展開していたライブラジオアプリ「Amp」を早期終了

Amazonが米国で提供していたライブラジオアプリ「Amp」のサービスを終了することがブルームバーグの報道で明らかになりました。今日はこのニュースを紹介します。

Amazon / Run the airwaves with Amp, the live radio app from Amazon
Bloomberg / Amazon Shuts Down Amp, Its Live-Audio Streaming App

Ampは、ユーザーがラジオ番組のDJとして、音楽とトークを組み合わせてラジオ番組のようなライブ配信を可能にするスマホアプリ。

番組に使う音楽は、ユニバーサルミュージック、ソニーミュージックエンタテインメント、ワーナーミュージックなどの音楽会社が提供する数千万曲のライセンス楽曲を無料で使用できるというもので、なんだか面白そうな感じがしますよね。

しかし、Ampは2022年3月にサービス開始、2022年10月にこのサービスに関わる従業員の半数を解雇、そして2023年10月に終了することになったというのだから短期間でさまざまな決断が進められたことが伺えます。

Amazonは終了理由については明らかにしていませんが、Ampを率いるスティーブ・ブーム氏はブルームバーグへのメモの中で「この決定は、迅速かつ簡単には下されなかった」とコメントしているそうです。

終了に至った理由として、ユーザーが増えなかった、想定される収益が見込めそうにないという判断があったのだと思いますが、その要因として、コンテンツ作成と視聴に関してかなり制限があったことが考えられます。例えば、3時間以内に同じアルバムから2曲しか再生できないといった制限があると、ユーザーは使いにくいなと感じても不思議はありません。

コンセプトは面白いと思うので、もう少し制限を緩くして継続改善する方向がなかったのか、ちょっと残念に思います。
ではまた!

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